SimuCalc

 長年の夢であったシミュレーションを電卓のように使う時代がようやく到来してきました。CAEベンダーの提唱する様々な文言、~設計サイクルの短縮、~手戻りの削減、~設計者CAE、~試作レス、~シミュレーションドリブン・デザイン、~仮想実験、~デジタルツイン、どれも、私自身が、ものづくりにCAEをどのように活用いただけるかを念頭に、使ってきたものです。

 そして、CAE・シミュレーションの効果は、相応に出ているのではと感じています。が一方、まだまだ、投資効果が見えにくく、専任者や専任部門が必要で、難しい作業、となっているようにも思います。

 私が長年、温めていた、シミュレーションを電卓のように使う、は、ちょうど、表ソフトエクセルと電卓の関係のように、CAEツールとシミュレーション電卓、を使い分けて、すべての人が、すべての場面で、確認用に簡単に使う、というコンセプトのものです。

 それには、高速性能ハードウェアを搭載したクラウド環境、アプリタイプの操作性、サブスクリプションタイプの価格体系、そして、AIタイプのセットアップナビゲーション、近似計算のためのサロゲートモデル、など、実現に向けた要素技術が集まってきているように思います。

SimuCalc

 これをSimuCalcと仮命名し、実現に向けて動き始めたいと思っています。夢の実現です!一緒に走っていただける方、ぜひ、お声がけください。